ワイドショーに追いかけられている棋士に同行したときの話

1998年、週刊誌やワイドショーを賑わしたのはお隣の将棋界の不倫騒動でした。

その当事者、林葉直子・元女流棋士と某囲碁棋士が関係あるのではと、ワイドショーがその棋士に突撃取材してきたときの思い出話です。

その日の朝、手合いのため日本棋院にやってきた棋士・Y九段。私はちょうどその対局の観戦記担当だったため、対局室で座っていました。

Y九段は着席するなり、「棋院の入り口にワイドショーのレポーターがいて話しかけられた」といいます。私は「それでどうしたのですか?」ときくと、「手合いなので終わってからにしてください、といって振り切ってきた」。

昼休み、Y九段は外に出て食事をしたいのですが、まだワイドショー一行がいたらどうしようと言い、なぜか私を同行させます。幸い、外にはだれもおらず、無事に(!)昼は過ごせました。

対局が終わったのは日付が変わろうかというころ。対局者ふたりと私は同じエレベータで降りて外に出ると、いました、ワイドショーの人、数人。ちゃんと約束どおり、対局が終わるころにやってきていたのです。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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