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観戦記者の悩み 井山裕太三冠が対局中握っている物は何?

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
感想戦をする井山裕太三冠(左)。=2020年9月、宝塚ホテル。筆者撮影

読者の皆さんが映像を浮かべられるよう、詳しく伝えたい。でもなんと伝えたらいいのか。囲碁のことならともかく、それ以外のことは苦戦することも多々あります。観戦記者の悩みをきいてください。

依田紀基九段が名人のころ。挑戦手合は必ず和服を着ていました。

羽織りの色を観戦記で書こうと、『色の手帖』(小学館)を買い込み持参しました。「和」の色は聞いたことのないものばかり。グレーがかった水色のような色に一番近いのはこれかなと判断して、「鳩羽色」と書いたのは印象に残っています。

昨年秋の名人戦(芝野虎丸名人対井山裕太挑戦者)を観戦していたときのこと。

井山さんが小道具を取り出しました。何かを握って熟考しています。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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