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芝野虎丸、3つめのタイトル「十段」就位式

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
允許状を持つ芝野虎丸三冠と小林覚日本棋院理事長=2020年8月21日、筆者撮影

芝野虎丸三冠の「十段」の就位式が8月21日にありました。

祝賀会がなく関係者のみの授与式だけでしたが、芝野三冠の当時の調子など、貴重な話も聞くことができました。フォトセッションでは芝野三冠の意外な(?)変化も見られました。

就位式といえばこれまで、タイトルを獲った(防衛した)棋士に、允許状や賞金目録の授与式とともに祝賀パーティがセットで行われていましたが、新型コロナウイルス感染防止のため、6月以降は関係者のみで催されています。

芝野虎丸新十段は、村川大介十段を3勝1敗で破って三冠目のタイトルを獲得

今期十段戦は3月に開始され、1勝1敗となったところで、中断。6月に再開されるという異例のスケジュールで進みました。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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