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趙治勲名誉名人に取材したときの思い出

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
インタビューにこたえる趙治勲名誉名人=2016年7月、筆者撮影

史上初のグランドスラム(七大タイトル制覇)や大三冠(棋聖、名人、本因坊同時保持)2回達成など、一時代を築いてきた趙治勲名誉名人。

直接取材をしたときのエピソードをお話しします。

私が名人戦観戦記者を始めた1997年ころ、趙名誉名人は大三冠でした。1月から始まる棋聖戦、5月からは本因坊戦、そして秋は名人戦と挑戦手合を巡っていて、なかなか日本棋院内ではお目にかかれませんでした。

今でこそ、人気のある解説者としても趙名誉名人は有名ですが、当時は手合いで忙しいのもあったでしょうが、意識して解説などの仕事は断っていたようです。

第22期名人戦挑戦手合第4局は兵庫県の有馬温泉で打たれました。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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