Yahoo!ニュース

NC9回まで無安打も、延長10回のタイムリーヒットで1安打勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
延長10回にチーム初ヒットのタイムリーを放ったパク・ミンウ(写真:NCダイノス)

15日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

SSGランダーズ-NCダイノス(インチョン)は両チーム無得点のまま延長戦へ。NCは10回表、2つの四球などで2死一、二塁とすると、1番のパク・ミンウが一、二塁間を破るタイムリーヒット。NCが均衡を破って1-0とした。NCは10回のタイムリーがこの日の初ヒットだった。

NCは9回途中から登板の抑えのイ・ヨンチャンが10回裏を0点で締めてゲームセット。1安打での勝利は2020年9月のトゥサンベアーズ以来、リーグ5度目となった。

◇4月15日(土)の結果

・LG 3 - 1 トゥサン(チャムシル)

 勝:プルトコ

 敗:クァク ピン

・キウム 6 - 1 KIA(コチョク)

 勝:フラード

 敗:ユン ヨンチョル

・SSG 0 - 1 NC(インチョン)

 勝:イ ヨンチャン

 敗:ペク スンゴン

・KT 2 - 7 ハンファ(スウォン)

 勝:ペーニャ

 敗:ペ ジェソン

・サムスン 5 - 9 ロッテ(テグ)

 勝:ナ ギュンアン

 敗:スアレス

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「SSGマッカーティ、7回無安打無失点で降板」

NC戦に先発したSSGのカーク・マッカーティは、7回107球を投げて無安打無失点。3四球と好投を見せた。8回からつないだリリーフ陣も10回2死までノーヒットでつなぐも1安打で敗れた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

サムスン戦に1番レフトで先発出場。1打席目左中間へのヒット、2打席目ショートゴロ、3打席目セカンドゴロ、4打席目ショートゴロ併殺打だった。右太ももに張りを訴えて7回裏の守備から退いた。

⇒ 安田権守、レギュラーで打率3割残すも「現実は甘くなかった」 来季(今季)はロッテジャイアンツでプレー

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事