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ケガから復帰のパク・ピョンホが2試合連続代打アーチ KTが3位の望み残す<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
35号2ランを放ったパク・ピョンホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

10日(ハングルの日の振替休日)のKBOリーグは1試合が14時開始のデーゲームで行われた。

残り2試合を連勝すれば3位が確定するKTウィズがNCダイノスと対戦。KTは初回に1点を先制されるも、4回裏に5番チャン・ソンウが18号3ランを放って逆転に成功。そのまま逃げ切ったKTが5-2で勝利した。

KTの先発ウェス・ベンジャミンが6回77球を投げて被安打5、失点1。8つの三振を奪って5勝目を挙げている。

また8回に代打で登場したKTのパク・ピョンホが、35号2ランを左中間スタンドに放り込んだ。先月右足首を痛めて登録抹消となったパク・ピョンホは、今月7日に復帰。この日の一発は8日のKIAタイガース戦に続いて2試合連続の代打ホームランとなった。

KTはあす11日のLGツインズ戦との今季最終戦に勝つと、3位が確定し準プレーオフへ進出。敗れると現在4位のキウムヒーローズと80勝62敗2分けで同率となり、直接対決の成績で1勝上回るキウムが3位、KTが4位となる。

◇10月10日(月)の結果

・KT 5 - 2 NC(スウォン)

 勝:ベンジャミン

 敗:キム テギョン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2022年 KBOリーグポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

◆「ポストシーズン開始日は流動的」

12日から開催が予定されているポストシーズン。その最初の試合となるワイルドカード決定戦は4位と5位(KIAタイガース)が対戦するが、出場チームの公式戦全日程終了から最低1日空けて実施することになっている。もしあすKTが最終戦で敗れるとKTは4位となり、ワイルドカード決定戦は1日延期される。ポストシーズンのスタートが前日の夜の試合結果によって変わるという、流動的な状況だ。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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