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ク・チャンモ3年ぶりの100イニング超えで2ケタ勝利到達<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
10勝目を挙げたク・チャンモ(写真:NCダイノス/初報から差し替え)

28日のKBOリーグは3試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノス-サムスンライオンズ(チャンウォン)は、NCの先発ク・チャンモが序盤から安定感のある投球を見せ、7回を投げて被安打5。5回に6番カン・ミンホに喫したソロホームランの1本に抑えた。

試合は1-1の6回裏1死一、二塁でNCの6番ノ・ジンヒョクがライトへ14号3ラン。NCが4-1と勝ち越しに成功した。サムスンはク・チャンモ降板後の8回に2点を挙げるも及ばず、NCが4-3で勝利した。

故障続きで昨季は登板のなかったク・チャンモは2019年以来、3年ぶりの10勝到達(5敗)。投球回も同年以来の100イニングを超えた。6位のNCは連勝で、ポストシーズン進出可能な5位へのゲーム差を1.5に縮めた。NCの残り試合は9試合。

◇9月28日(水)の結果

・KT 8 - 0 トゥサン(スウォン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:チェ スンヨン

・ハンファ 1 - 4 LG(テジョン)

 勝:イム チャンギュ

 敗:キム ミンウ

・NC 4 - 3 サムスン(チャンウォン)

 勝:ク チャンモ

 敗:ウォン テイン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

映像:9月28日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「オ・ジェウォン引退」

トゥサンベアーズはオ・ジェウォン内野手(37)の現役引退を発表した。2011年に盗塁王を獲得。内野の複数ポジションをこなし、勝負強い打撃を発揮して代表チームでも活躍した。トゥサン一筋の16年間、ファンの熱い支持を受け続けたオ・ジェウォンには、10月8日のキウムヒーローズ戦の前にセレモニーが予定されている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

キウムの2軍、コヤンヒーローズ戦での出場はなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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