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スタメン外れた28歳二塁手が代打3ランで勝利に貢献 チームは連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
代打アーチを放ったカン・スンホ(写真:トゥサンベアーズ/初報から差し替え)

12日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-NCダイノス(チャムシル)は2-1でトゥサンがリードの7回裏、1死一、二塁で代打のカン・スンホがレフトに4号3ランホームラン。リードを4点に広げた。

トゥサンは8回にも2点を追加し7-1で勝利。この試合に敗れるとトゥサンは6位から8位に転落の可能性もあったが、連敗を3で止めて踏みとどまった。

自身初の代打アーチを放ったカン・スンホはレギュラー二塁手を務めるも、7月に守備でのミスをきっかけに登録抹消。再登録後は19打数1安打で先発オーダーから外れることも多かった。しかしこの日はバットでチームの勝利に貢献した。敗れたNCの連勝は4で止まっている。

◇8月12日(金)の結果

・トゥサン 7 - 1 NC(チャムシル)

 勝:ストック

 敗:ルチンスキー

・キウム 1 - 4 ロッテ(コチョク)

 勝:パク セウン

 敗:チェ ウォンテ

・SSG 5 - 9 KT(インチョン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:ポントゥ(フォント)

・ハンファ 5 - 6 LG(テジョン)

 勝:チンヘス

 敗:ラミレス

・サムスン 7 - 6 KIA(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:ヤン ヒョンジョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ロッテ3年ぶりにウルサンで試合開催」

ロッテジャイアンツは9月6、7日に行われる、プサンサジク球場でのホームゲームの開催球場をウルサン・ムンス(蔚山・文殊)球場に変更すると発表した。ウルサンでの試合開催は、感染症拡大前の2019年以来3年ぶりとなる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSGランダーズとの2軍戦の出場はなし。新型コロナウイルス陽性反応者の濃厚接触者扱いとなっている(本人は陰性)。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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