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40歳のオ・スンファン今月4度目の救援失敗も、30代の代打陣が同点にして帳消しに<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
試合は延長12回引き分けに(写真:サムスンライオンズ)

31日のKBOリーグは3試合が雨で中止、2試合が17時開始で行われた。

サムスンライオンズ-ロッテジャイアンツ(テグ)は4-3で1点リードのサムスンが、9回表に抑えのオ・スンファンを投入。しかしオ・スンファンは二塁打1本を含む3安打で2点を喫し、4-5とロッテに逆転を許した。7月15日に40歳となったオ・スンファンは、今月7試合目の登板で4度目の救援失敗となった。

1点を追うサムスンは9回裏、1死で35歳のオ・ジェイルが代打で登場し二塁打で出塁。続く代打の32歳キム・テグンもツーベースを放ち、サムスンは5-5の同点とした。

延長戦に突入すると両チーム得点なく、試合は5-5の引き分けに。サムスンの5番手で登板したオ・スンファンは6月25日以来のセーブを記録することは出来なかった。

今季のオ・スンファンは36試合に登板し2勝2敗18セーブ、防御率4.21。7月は7試合に投げ2敗。6回1/3を投げて9失点となった。

◇7月31日(日)の結果

・LG 中 止 KT(チャムシル)

 勝:

 敗:

・ハンファ 中 止 トゥサン(テジョン)

 勝:

 敗:

・サムスン 5 - 5 ロッテ(テグ)

 勝:

 敗:

・KIA 2 - 3 SSG(クァンジュ)

 勝:オ ウォンソク

 敗:イム ギヨン

・NC 中 止 キウム(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ロッテがスパークマンを放出」

ロッテジャイアンツはグレン・スパークマン(元オリックス)投手を、韓国野球委員会(KBO)にウエーバー公示申請したと発表した。スパークマンは先発投手として19試合に登板、2勝4敗、防御率5.31だった。ロッテは代替の外国人選手の獲得を予定している。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファイーグルス戦は雨で中止となった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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