Yahoo!ニュース

キウム・ヨキッシュ7回無失点で8勝目 サムスンの連敗13に。ブキャナン自身5連敗<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝利したキウムナインとファンに挨拶するサムスンの面々(写真:キウムヒーローズ)

23日のKBOリーグはコチョクドームの試合が14時開始、1試合が雨で中止となって、3試合が18時開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-サムスンライオンズ(コチョク)はキウムがエリック・ヨキッシュ、サムスンはデービッド・ブキャナン(元ヤクルト)が先発マウンドに上がった。

ヨキッシュは序盤から両コーナーを丁寧につく投球を見せ、7回103球を投げて被安打4、無四球、無失点。3連続を含む6つの三振を奪った。

一方のブキャナンは、ピッチャー返しの打球を素手や足で止めようとするなど気迫の投球。しかし、らしくない押し出し四球もあり、4回途中6安打、4四球、3失点で降板した。

試合は序盤、終盤に3点ずつを挙げたキウムが6-0で勝利。先発のヨキッシュは8勝目(4敗)を挙げた。敗れたサムスンは13連敗。

◇7月23日(土)の結果

・トゥサン 中 止 SSG(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 6 - 0 サムスン(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ブキャナン

・ハンファ 3 - 5- KT(テジョン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:キム ミンウ

・ロッテ 3 - 9 KIA(プサン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:パク セウン

・NC 5 - 11 LG(チャンウォン)

 勝:イ ウチャン

 敗:イ ヨンジュン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ブキャナン自身5連敗」

ブキャナンが先発した6月30日からサムスンの連敗がスタート。この日の敗戦でチーム13連敗中のブキャナンの黒星は4つ目となった。ブキャナンは6月24日以来、自身5連敗で現在の成績は6勝8敗。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSGランダーズ戦は雨で中止となった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事