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今季7敗の31歳右腕、6回無失点の好投で今季初勝利 チームの連敗を5で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
今季初勝利のイ・ジェハク(写真:NCダイノス)

13日のKBOリーグは韓国北部・首都圏の3試合が雨で中止。南部の2試合が18時30分開始で行われた。

NCダイノス-トゥサンベアーズ(チャンウォン)は、NCの先発イ・ジェハクが好投。横手気味のスリークォーターから直球とチェンジアップの二種類の球種で抑える持ち前の投球で、トゥサン打線に得点を与えなかった。

イ・ジェハクは6回を投げて被安打3、6つの三振を奪い、試合は小刻みに得点したNCが4-1で勝利した。

ここまで7敗のイ・ジェハクは今季初勝利。チームも連敗を5で止めた。

◇7月13日(水)の結果

・LG 中 止 KIA(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 中 止 キウム(インチョン)

 勝:

 敗:

・KT 中 止 サムスン(スウォン)

 勝:

 敗:

・ロッテ 2 - 0 ハンファ(プサン)

 勝:バーンズ

 敗:ナム ジミン

・NC 4 - 1 トゥサン(チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:ストック

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ロッテ・重光オーナーが観戦」

ロッテジャイアンツは本拠地サジク球場でのハンファイーグルスとの試合前に、プサンが誘致を目指す2030年国際博覧会(万博)のプロモーションイベントを実施。ロッテのシン・ドンビン(重光昭夫)オーナーも約7年ぶりに球場に訪れ、試合を観戦した。同オーナーは千葉ロッテマリーンズの代表取締役会長オーナーも務めている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

負傷による10日間の登録抹消を経て再登録され、NCダイノス戦に1番センターで先発出場。1打席目見逃し三振、2打席目ショートゴロ、3打席目センターフライ、4打席目はレフトフライだった。

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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