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1-10から12-11に 9点差を大逆転の最下位チーム、連敗を6で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
同点2ランのキム・インファン(写真:ハンファイーグルス)

7日のKBOリーグは1試合が降雨ノーゲーム、4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

4連勝中の9位NCダイノスと、6連敗中の最下位10位ハンファイーグルスの対戦は、両チームの先発投手が好投。5回を終わって2-1、NCの1点リードで後半戦に突入した。

NCは6回表、ハンファの2番手以降の投手から8点を挙げ、10-1としてリードを広げた。ところがハンファも6回裏に3点、7回裏に5点とNCのリリーフ陣を攻略。11-9、NCの2点リードで8回裏に突入した。

追うハンファは8回裏無死一塁で4番キム・インファンが9号2ラン。11-11として同点に追いついた。さらにハンファは1死一、二塁で8番パク・サンオンがセンターへタイムリーヒット。12-11と勝ち越しに成功した。

9回表の守りを0点に抑えたハンファは、最大9点差をひっくり返して12-11で勝利。連敗を6で止めた。

◇7月7日(木)の結果

・トゥサン 4 - 2 キウム(チャムシル)

 勝:パク チョンス

 敗:エップラー

・SSG 8 - 1 ロッテ(インチョン)

 勝:ポントゥ(フォント)

 敗:キム ジンウク

・ハンファ 12 - 11 NC(テジョン)

 勝:カン ジェミン

 敗:キム シフン

・サムスン 9 - 11 LG(テグ)

 勝:キム ユンシク

 敗:ブキャナン

・KIA 中 止 KT(クァンジュ)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「パノーン初登板はノーゲーム」

今月KIAタイガースに加わった新外国人投手、トーマス・パノーンがKTウィズ戦に先発。しかし試合は3回表降雨ノーゲームとなって、記録上の初登板は次回以降にお預けとなった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

2日のKTウィズ戦で飛球を追った際にフェンスにジャンプし衝突。左肩の打撲により3日に登録抹消となった。大事には至らず13日に登録が可能だが、今後の日程は14日に前半戦が終わり、21日までオールスターブレイクに入るため、後半戦からの復帰が予定されている。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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