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チュ・シンスのサヨナラ弾で首位SSGが5連勝 2位キウムも9回逆転勝ちで9連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ハンバーガー入りユニ姿でポカリをかけられるチュ・シンス(写真:SSGランダーズ)

5日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

首位のSSGランダーズはロッテジャイアンツ戦の9回裏、3-3の場面で1番チュ・シンスがレフトへ8号サヨナラソロホームラン。4-3で勝利し連勝を5に伸ばした。

そのSSGを1.5ゲーム差で追う2位のキウムヒーローズは、1点を追う9回表2死で相手のエラーにより逆転に成功。4-3で勝利を収めて9連勝となった。

この上位2チームは前半戦最後のカードとなる、来週12日からの3連戦で顔を合わせる。

◇7月5日(火)の結果

・トゥサン 3 - 4 キウム(チャムシル)

 勝:イ ミョンジョン

 敗:ホン ゴンヒ

・SSG 4 - 3 ロッテ(インチョン)

 勝:ソ ジンヨン

 敗:キム ウォンジュン

・ハンファ 0 - 1 NC(テジョン)

 勝:キム ヨンギュ

 敗:ユン サンフム

・サムスン 1 - 4 LG(テグ)

 勝:ケリー

 敗:ペク チョンヒョン

・KIA 中 止 KT(クァンジュ)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「球宴最多得票はヤン・ヒョンジョン」

7月16日に行われるオールスター戦に出場する選手を選ぶ、ファン投票の最終集計が発表された。最多得票はナヌムオールスター(LG、キウム、NC、KIA、ハンファ)の投手部門で選ばれたKIAのヤン・ヒョンジョン。約141万票を集めた。有効投票数は過去最多の264万8,888票だった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

2日のKTウィズ戦で飛球を追った際にフェンス前でジャンプし衝突。左肩の打撲により3日に登録抹消となった。大事には至らず13日に再登録が可能だが、今後の日程は14日に前半戦が終わり、21日までオールスターブレイクに入るため、後半戦からの復帰が予定されている。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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