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パク・ピョンホがブキャナンから2打席連発の25、26号 5試合連続弾でトップ独走<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
5試合連続弾を放ったパク・ピョンホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

30日のKBOリーグはグラウンドコンディション不良と雨により2試合が中止。3試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

サムスンライオンズ-KTウィズ(テグ)はKTの4番パク・ピョンホが主砲の貫禄を見せた。3回表の2打席目、無死一塁でサムスンの先発デービッド・ブキャナン(元ヤクルト)から、真ん中高めのカットボールをレフト場外に運ぶ25号2ラン。パク・ピョンホは5試合連続の一発となった。

パク・ピョンホは3回にもブキャナンから、今度は外角低めのチェンジアップを右中間スタンドへ放りこむ2打席連続の26号ソロ。パク・ピョンホは2位以下に12本の差をつけ本塁打王争いを独走している。

試合は13-2でKTが勝利。サムスンのブキャナンは5敗目(6勝)となった。

◇6月30日(木)の結果

・LG 中 止 NC(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 5 - 4 KIA(コチョク)

 勝:ヤン ヒョン

 敗:チョン サンヒョン

・ハンファ 中 止 SSG(テジョン)

 勝:

 敗:

・サムスン 2 - 13 KT(テグ)

 勝:デスパイネ

 敗:ブキャナン

・ロッテ 5 - 1 トゥサン(プサン)

 勝:イ インボク

 敗:クァク ピン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

◆「全球団公式戦を折り返す」

144試合制のKBOリーグ。30日の試合で10球団が全日程の半分となる72試合以上を消化した。順位はSSGランダーズが4月8日から首位をキープ。2位には5月25日に3位から浮上したキウムヒーローズがつけ、SSGを1.5ゲーム差で追っている。

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ロッテジャイアンツ戦に1番センターで先発出場。1打席目の初球を打ってライトとセンターの間に落ちるヒットを放ち、連続試合安打を10に伸ばした。2打席目ショートフライ、3打席目ショートゴロ、4打席目はセカンドゴロ併殺打、5打席目はショートゴロ併殺打だった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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