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ク・チャンモ今季初被弾 2軍の2年連続本塁打王がバックスクリーンに完ぺきな一発<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8号2ランを放ったイ・ジェウォン(写真:LGツインズ)

28日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

LGツインズ-NCダイノス(チャムシル)はLGが5-0で勝利。LGの先発ケイシー・ケリーが2ケタ勝利一番乗りの10勝目(1敗)を挙げた。一方、NCの先発ク・チャンモは今季初黒星(4勝1敗)となった。

LGは6回裏2死一塁で7番イ・ジェウォンが、ク・チャンモからバックスクリーンのど真ん中に放り込む完璧な一打。LGはイ・ジェウォンの2ランで4-0とリードを広げた。

打たれたク・チャンモにとってこの一発が今季初被弾。ク・チャンモは6回途中4失点でマウンドを降りた。

大アーチを放ったイ・ジェウォンはプロ5年目の22歳。昨年、一昨年とファームで本塁打王となり、今季は1軍で昨季の5本を上回る8本塁打を記録している。

◇6月28日(火)の結果

・LG 5 - 0 NC(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:ク チャンモ

・キウム 5 - 2 KIA(コチョク)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:イ ウィリ

・ハンファ 6 - 3 SSG(テジョン)

 勝:キム ジョンス

 敗:チェ ミンジュン

・サムスン 4 - 14 KT(テグ)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:ペク チョンヒョン

・ロッテ 3 - 3 トゥサン(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「KIAが外国人投手を入れ替え」

KIAタイガースはロニー・ウィリアムスを韓国野球委員会(KBO)にウエーバー公示申請し、代替の外国人投手としてトーマス・パノーン(THOMAS PANNONE)の獲得を発表した。ロニーは主に先発として10試合に登板し3勝3敗、防御率5.89だった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ロッテジャイアンツ戦に1番センターで先発出場。1打席目見逃し三振、3回表の2打席目は、低めのスライダーを拾ってショートの頭を越えるレフト前ヒット。後続打者の二塁打でホームに生還した。3打席目見逃し三振、4打席目はセンターフライだった。試合は8回表途中、降雨コールドゲームとなっている。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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