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ヤン・ヒョンジョン、ピレラに初回3ラン喫するも5回のピンチは封じて7勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ヤン・ヒョンジョン(写真:KIAタイガース)

17日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始で行われた。

KIAタイガース-サムスンライオンズ(クァンジュ)はKIAがヤン・ヒョンジョン、サムスンがウォン・テインの両エースが先発マウンドに上がった。

ヤン・ヒョンジョンは初回、サムスンの3番ホセ・ピレラ(元広島)に真ん中低めのチェンジアップをセンターバックスクリーンに運ばれる11号3ランで3点を喫した。

一方のウォン・テインも2回、KIAの6番チェ・ヒョンウに3ラン。続く7番パク・トンウォンにソロアーチで4失点。両投手ともに一発で失点を許した。しかしどちらもその後はスコアボードに0を並べる好投。KIAの1点リードでゲームが進んだ。

ヤン・ヒョンジョンは5回に1死一、二塁のピンチを招くと、打席には初回に3ランのピレラ。ここでヤン・ヒョンジョンはピレラに対し、初回に被弾したチェンジアップを3球続け、ショートゴロ併殺打を打たせて雪辱を果たした。

試合は8回に1点を追加したKIAが5-3で勝利。ヤン・ヒョンジョンは7勝目(2敗)、敗れたウォン・テインは4敗目(3勝)となった。

◇6月17日(金)の結果

・トゥサン 2 - 4 KT(チャムシル)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:チェ スンヨン

・キウム 2 - 4 LG(コチョク)

 勝:キム ジンソン

 敗:ハ ヨンミン

・KIA 5 - 3 サムスン(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ウォン テイン

・ロッテ 2 - 6 SSG(プサン)

 勝:フォント

 敗:パク セウン

・NC 1 -1 ハンファ(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「トゥサンがトリプルプレーを完成」

トゥサンベアーズ-KTウィズ(チャムシル)の4回表、KTは無死一、二塁で3番カン・ベクホがファーストライナー。2人の走者はスタートを切っていたため、一塁手のホセ・フェルナンデスはベースを踏んで2アウト。二塁に転送し、トリプルプレーが完成した。今季初、リーグ79度目の三重殺となった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

KT戦に1番ライトで先発出場。1打席目センターフライ、2打席目ファーストゴロ、5回裏の3打席目は1死一、二塁で一、二塁間を破るタイムリーを放ち、1打点を記録した。4打席目はライトフライだった。

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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