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元オリックスのスパークマン、好投で4月23日以来の2勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2勝目を挙げたスパークマン(写真:ロッテジャイアンツ)

16日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始で行われた。

ハンファイーグルス-ロッテジャイアンツ(テジョン)は3-0でロッテが勝利。ロッテの先発グレン・スパークマン(元オリックス)が好投を見せた。

スパークマンは最速153キロのスピンの効いた直球と、左打者の内角に落ちるスライダーが冴え、6回92球を投げて被安打2、無失点。9つの三振を奪った。2回には味方内野陣の2失策で2死満塁のピンチを迎えるも、1番マイク・トークマンをカーブで一塁ゴロに打ち取って凌いだ。

スパークマンは4月23日以来の白星。ここまでの成績は12試合に登板し2勝2敗、防御率は4.33。ロッテは3連勝で敗れたハンファは6連敗となった。

◇6月16日(木)の結果

・LG 2 - 1 サムスン(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:ペク チョンヒョン

・キウム 6 - 2 トゥサン(コチョク)

 勝:キム ジェウン

 敗:パク チグク

・KT 0 - 6 SSG(スウォン)

 勝:オ ウォンソク

 敗:ペ ジェソン

・ハンファ 0 - 3 ロッテ(テジョン)

 勝:スパークマン

 敗:チャン ミンジェ

・NC 2 - 4 KIA(チャンウォン)

 勝:イ ウィリ

 敗:キム ヨンギュ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「久々の本拠地以外での開催」

7月26日から行われるサムスンライオンズ-ハンファイーグルスの3連戦の開催球場が、テグからポハン(浦項)に変更になった。感染症拡大後の本拠地球場以外での試合開催は初となる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

キウムヒーローズ戦に1番ライトで先発出場。1打席目サードゴロ、2打席目センターフライ、6回表の3打席目は先頭打者としてストレートの四球を選び、後続打者の適時打で一時は勝ち越しとなるホームを踏んだ。4打席目はレフトフライだった。

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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