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魔法使い、猛虎ともに投手陣が好投。延長12回引き分け 両チーム合計23三振<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
キム・ジェユン(写真:kt wiz) チョン・ヘヨン(写真:KIAタイガース)

5日のKBOリーグは韓国中、南部の3試合が雨で中止。国内北部・首都圏の2試合が17時開始で行われた。

KTウィズ-KIAタイガース(スウォン)は両チームともエースが先発。KTのコ・ヨンピョは7回2失点、KIAのヤン・ヒョンジョンは5回1失点でマウンドを降り、ゲーム終盤をリリーフ陣に託した。

7回裏、1点を追うKTは2番キム・ミンヒョクのタイムリーで2-2の同点に。そのまま延長戦に突入した。

8回以降、KTは5人、KIAが3人のリリーフ投手を投入。KTキム・ジェユン、KIAチョン・ヘヨンのクローザーがどちらも2回を無安打無失点。その他の投手もピンチらしいピンチを招くことなく、8~12回までスコアボードに0が並んだ。試合は延長12回、規定により2-2の引き分けとなった。

試合時間は4時間8分。ヒットの数はどちらも8本、三振は両チーム合わせて23個(KIA13、KT10)だった。

◇6月5日(日)の結果

・LG 0 - 2 SSG(チャムシル)

 勝:フォント

 敗:イム ジュンヒョン

・KT 2 - 2 KIA(スウォン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 中 止 キウム(テジョン)

 勝:

 敗:

・サムスン 中 止 トゥサン(テグ)

 勝:

 敗:

・NC 中 止 ロッテ(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「LG、新助っ人打者を獲得」

LGツインズは新外国人選手ロベル・ガルシア(ROBEL GARCIA)内野手との契約を発表した。LGは不振のリオ・ルイーズ内野手を先月30日に放出。代替の外国人打者獲得を急いでいた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

サムスンライオンズ戦は雨で中止となった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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