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イ・ジョンフ5号アーチにバントヒット 3安打2打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
5号ソロを放ったイ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

25日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

LGツインズ-キウムヒーローズ(チャムシル)はキウムの3番イ・ジョンフが活躍。3回表の2打席目、1死一、二塁で一、二塁間をやぶるヒットを放ち1打点を記録。5回の3打席目にはライトへ5号ソロを放った。

7回には先頭打者としてカウント2-1から投手の左前にバントヒットを決め、この日3安打目。イ・ジョンフは打率をリーグ6位の3割2分7厘に上げた。

試合はキウムが10-5で勝利し連勝。LGは3連敗で両チームの成績はどちらも26勝20敗となって同率2位で並んだ。

◇5月25日(水)の結果

・LG 5 - 10 キウム(チャムシル)

 勝:アン ウジン

 敗:イム チャンギュ

・SSG 9 - 1 ロッテ(インチョン)

 勝:フォント

 敗:イ インボク

・ハンファ 14 - 1 トゥサン(テジョン)

 勝:ナム ジミン

 敗:チェ スンヨン

・サムスン 5 - 11 KIA(テグ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ウォン テイン

・NC 2 - 3 KT(チャンウォン)

 勝:シム ジェミン

 敗:キム ヨンギュ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

映像:5月25日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「野手再転向のハ・ジェフン、24日に初アーチ」

2019年に抑え投手として36セーブを挙げてタイトルを獲得した、SSGランダーズのハ・ジェフン(元ヤクルト。ヤクルトでの登録名はジェフン)は右肩痛で今季野手に再転向。24日のロッテジャイアンツ戦に7番レフトで先発出場し、初アーチを放った。ハ・ジェフンは米マイナー、四国IL・徳島でプレーし2016年途中に外野手としてヤクルト入り。17年に再び徳島に戻り、19年からKBO入りしている。

(関連記事:ヤクルトと徳島でジェフンを支えた人たち 韓国代表まで上りつめた姿に感じる喜び

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファイーグルスと対戦。手首の軽い痛みと相手先発投手が左腕ということで、5月に入って初めて先発オーダーから外れ、この日の出場はなかった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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