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東京五輪で日本戦先発の横手投げが8回無失点 パク・ピョンホが2打席連弾で援護<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8回無失点のコ・ヨンピョ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

6日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-KTウィズ(チャムシル)はKTの先発コ・ヨンピョが、トゥサン打線を8回106球を投げて4安打無失点に抑える好投。

KT打線は4番のパク・ピョンホがリーグ単独トップに立つ8号2ランを6回に、8回にも2打席連続となる9号ソロを放ち、コ・ヨンピョを援護した。

試合は6-0でKTが勝利。コ・ヨンピョは4月に先発した5試合いずれも、6回を自責点3以内(クオリティースタート)に抑えていたが、打線の援護に恵まれず1勝止まり。この日は無失点投球と打線の援護で2勝目(3敗)を手にした。

コ・ヨンピョは昨夏の東京オリンピックで韓国代表入りし、先発した準決勝日本戦で5回2失点と役割を果たした。公式戦では11勝6敗、防御率2.92(リーグ3位)という好成績を残している。

◇5月6日(金)の結果

・トゥサン 0 - 6 KT(チャムシル)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:クァク ピン

・キウム 9 - 2 SSG(コチョク)

 勝:チョン チャンホン

 敗:オ ウォンソク

・ハンファ 2 - 13 KIA(テジョン)

 勝:ハン スンヒョク

 敗:キム ミンウ

・ロッテ 0 - 5 サムスン(プサン)

 勝:ウォン テイン

 敗:イ インボク

・NC 8 - 15 LG(チャンウォン)

 勝:イ ウチャン

 敗:イ ジェハク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「押し出しで1チーム5得点のタイ記録」

NCダイノス-LGツインズ(チャンウォン)でLGが2回の四者連続を含む、押し出しによる1試合5得点を記録。リーグ最多タイ記録となった。この日のNC投手陣は4回までに3人の投手が10四死球、14点を喫した。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

KTウィズ戦に1番ライトで先発出場。1打席目空振り三振、3回の2打席目にセンター前ヒットを放ち、5試合連続安打。6回にサード強襲ヒットでこの日2安打目とした。8回の4打席目はピッチャーが弾いたゴロをショートがバックアップしアウトとなった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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