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LG大勝/カン・ベクホ開幕を前に階段で転び足指骨折 復帰まで約1か月<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
カン・ベクホ(写真:kt wiz)

28日のKBOリーグオープン戦(現地名称:示範競技)は3試合がデーゲーム、2試合がナイトゲームで行われた。

ハンファイーグルス-LGツインズ(テジョン)はLGの7番のオ・ジファンが二塁打2本を含む3安打4打点の活躍。LGは初回に6点、3回に9点と序盤にビッグイニングを作り、19安打15得点で大勝した。

◇3月28日(月)のオープン戦

・トゥサン 4 - 4 NC(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 0 - 0 KT(コチョク)

 勝:

 敗:

・ハンファ 1 - 15 LG(テジョン)

 勝:ケリー

 敗:キム ギジュン

・サムスン 2 - 2 ロッテ(テグ)

 勝:

 敗:

・KIA 4 - 3 SSG(クァンジュ)

 勝:イ ミンウ

 敗:オ ウォンソク

⇒ KBOリーグオープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

◆「カン・ベクホが右足指骨折で出遅れ」

KTウィズはチームの中心打者カン・ベクホ(22)が数日前に階段で転び、右足小指を骨折したと発表。復帰まで1か月程度かかると明らかにした。

プロ5年目のカン・ベクホは18年のプロ入り以来活躍を見せ、19年から3年続けて打率3割3分超え。昨季は8月半ばまで打率4割を維持した。最終的に首位打者は逃すも初の100打点以上を記録。チームの初優勝に貢献した。また東京オリンピックでは韓国代表の4番を務めた。

カン・ベクホ不在で来月2日の公式戦開幕を迎えるKTは、FA新加入のパク・ピョンホが一塁手を務める予定だ。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

NCダイノス戦の6回表にキム・ジェファンに代わってレフトの守備に入り、7回からはライトの守りについた。8回裏2死ランナーなしで打順が回りセカンドのエラーで出塁。次打者でのワイルドピッチで二塁に進んだ。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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