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FA移籍のパク・ピョンホが先制二塁打と決勝弾で4番の本領を発揮<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
パク・ピョンホ(写真:kt wiz)

18日のKBOリーグオープン戦(現地名称:示範競技)は1試合がグラウンドコンディション不良で中止。4試合がデーゲームで行われた。

KTウィズはKIAタイガースと対戦。KTは4番指名打者でキウムヒーローズからFA移籍のパク・ピョンホが先発出場した。この日がオープン戦2試合目のパク・ピョンホは、1回裏2死三塁でレフトへタイムリー二塁打を放ち、KTが1点を先制した。

さらにパク・ピョンホは1-1となった4回裏、先頭打者として打席に入ると、4イニング目となったKIAの先発ユン・ジュンヒョンからレフトスタンドにオープン戦1号ソロホームラン。KTが2-1と勝ち越しに成功した。

試合はパク・ピョンホが先制、決勝点を叩き出したKTが1点リードを守って、2-1で勝利した。連覇を目指すKTにとって、ホームラン王5回、打点王4回を誇る35歳は頼もしい存在になりそうだ。

◇3月18日(金)のオープン戦

・キウム 3 - 4 SSG(コチョク)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:ペク チンス

・KT 2 - 1 KIA(スウォン)

 勝:パク シヨン

 敗:ユン ジュンヒョン

・サムスン 3 - 16 LG(テグ)

 勝:イム ジュンヒョン

 敗:ウォン テイン

・ロッテ 中 止 トゥサン(プサン)

 勝:

 敗:

・NC 1 - 3 ハンファ(チャンウォン)

 勝:キンガム

 敗:パーソンズ

⇒ KBOリーグオープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

◆「LG大勝でオープン戦唯一負けなし」

LGツインズは打線が22安打を連ねて、サムスンライオンズに16-3で大勝。オープン戦の成績を3勝0敗1分けとして単独トップに立った。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ロッテジャイアンツ戦は雨で中止となった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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