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新戦力3人が外野を占める中、途中出場の伏兵が4打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2安打4打点のチョン・ジンギ(写真:NCダイノス)

17日のKBOリーグオープン戦(現地名称:示範競技)は1試合が雨で中止、4試合がデーゲームで行われた。

NCダイノス-ハンファイーグルス(チャンウォン)は7-6でNCが勝利。この日NCの先発オーダーはパク・コンウ(前トゥサン)、ソン・アソプ(前ロッテ)の代表経験もあるFA移籍コンビが1、2番に座り、3番に新外国人選手のニック・マティーニが続く、新戦力の外野手3人が並んだ。

強力な顔ぶれの中、この日活躍を見せたのはソン・アソプに代わって途中出場した外野手のチョン・ジンギ。チョン・ジンギは2点リードの4回裏2死満塁で右中間に走者一掃の二塁打を放つと、6回にも2死二塁でのライト線への打球が二塁打となって2安打4打点の活躍を見せた。

チョン・ジンギは昨年5月にSSGから移籍の29歳。外野に盤石とも言えるレギュラー陣が揃う中、伏兵が首脳陣に自身の存在をアピールした。

◇3月17日(木)のオープン戦

・キウム 4 - 1 SSG(コチョク)

 勝:キム ドンヒョク

 敗:ノバ

・KT 2 - 4 KIA(スウォン)

 勝:チェ ジミン

 敗:イ チャンジェ

・サムスン 中 止 LG(テグ)

 勝:

 敗:

・ロッテ 3 - 2 トゥサン(プサン)

 勝:バーンズ

 敗:チェ ウォンジュン

・NC 7 - 6 ハンファ(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:ユン デギョン

⇒ KBOリーグオープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

◆「チャムシルでもオープン戦を開催」

来週24、25日にトゥサンベアーズとLGツインズがそれぞれイチョン(利川)の2軍球場で予定していたオープン戦は、本拠地・チャムシル球場開催に変更になった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ロッテジャイアンツ戦での出場はなかった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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