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【準プレーオフ】LGが快勝し1勝1敗として第3戦に持ち込む<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6回途中1失点のケイシー・ケリー(写真:LGツインズ/初報から差し替え)

4位トゥサンベアーズが先手を取った3位LGツインズとの準プレーオフ第2戦は、LGが9-3で快勝し1勝1敗に。決着は第3戦に持ち込まれました。

LGは先発のケイシー・ケリー投手が5回まで無失点ピッチング。カーブ、スライダーをはじめとした変化球を中心に最速151キロの直球を織り交ぜて、6回途中103球を投げて被安打5、失点1(自責点0)でした。

今季KBOリーグ3年目のケリー投手は昨年5月以来、57試合続けて5イニング以上投球のリーグ公式戦記録を継続中。ポストシーズンでも先発投手の役割を果たしました。

例年の準プレーオフは第5戦まで行われますが、今年は感染症の影響と東京オリンピック期間中の中断により短縮され第3戦まで。ここまで2試合を終え第3戦は休養日を挟んで7日にLGのホームゲームで行われます。

◇11月5日(金)の結果

・準プレーオフ 第2戦

 トゥサン 3 – 9 LG(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:クァク ピン

⇒ 2021年 KBOリーグポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

◆「ナ・ソンボムにMLBから身分照会」

韓国野球委員会(KBO)はメジャーリーグ事務局(MLB)からNCダイノスの外野手、ナ・ソンボム選手に対する身分照会の要請があったと明らかにしました。ナ・ソンボム選手は昨オフ、ポスティングシステムを利用してのメジャー進出を目指しましたが、十分な条件提示を得られずNCに残留しています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

準プレーオフ第2戦での出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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