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【準プレーオフ】4位トゥサンが適時打4本で3位LGに勝利しプレーオフ進出へ王手<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
パク・セヒョク(写真:トゥサンベアーズ)

3位LGツインズとワイルドカード決定戦を勝ち上がった4位トゥサンベアーズが対戦の準プレーオフ。ともにチャムシル球場を本拠地とする両チームの第1戦はトゥサンが5-1で先手を取り、プレーオフ進出に王手をかけました。準プレーオフに上位チームへのアドバンテージはありません。

トゥサンは3回にチョン・スビン選手、5回パク・コンウ選手、8回パク・セヒョク選手、9回にはホ・ギョンミン選手の計4本のタイムリーヒットで4得点。相手二塁手のエラーでの1点を加えて5点を挙げました。

投手陣では先発のチェ・ウォンジュン投手が5回3安打無失点と好投。6回以降、4投手がLG打線を1点に抑えています。

第2戦はあす5日、ホームとビジターを入れ替え、トゥサンの後攻で第1戦と同じくチャムシル球場で行われます。

◇11月4日(木)の結果

・準プレーオフ 第1戦

 LG 1 - 5 トゥサン(チャムシル)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:スアレス

⇒ 2021年 KBOリーグポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

◆「満員ならずも約2万人が来場」

ワクチン接種済み観客に全座席を開放し行われているポストシーズン。準プレーオフ第1戦の観客は満員とはならずも19,846人が来場しました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

準プレーオフ第1戦の8回表、三塁走者キム・インテ選手の代走で出場し、次打者のヒットで4点目のホームを踏みました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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