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チェ・ジョンが3試合連続弾 通算本塁打数を402本に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先制2ランを放ったチェ・ジョン(写真:SSGランダーズ)

21日の韓国KBOリーグは3試合がナイトゲームで行われました。

SSGランダーズ-トゥサンベアーズ(インチョン)は1回裏、SSGの4番チェ・ジョン選手にレフトへの2ランが飛び出しSSGが先制。その後も序盤に得点を重ねたSSGが7-1で勝利しました。SSGの先発ウィルマー・フォント投手が6回1失点で8勝目(4敗)を挙げています。

先制アーチのチェ・ジョン選手は19日に放った史上2人目の通算400号以来、3試合連続のホームラン。今季34本目となって2位のナ・ソンボム選手(NC)に2本差をつけてリーグトップです。

この試合の結果で4位トゥサンと5位SSGのゲーム差は1に縮まりました。4位トゥサンから7位NCダイノスまで4チームが1.5ゲームの間にいます。残り試合はNCが最も多く10試合、SSGと6位キウムヒーローズが6試合です。

◆「イ・ウィリ、先発直前に登板回避」

KIAタイガースの高卒新人で東京オリンピックに韓国代表として出場した左腕のイ・ウィリ投手はこの日、9月12日以来の先発予定でしたが、試合前のブルペン投球で左手中指のマメがつぶれて登板を回避しました。

イ・ウィリ投手は先月22日に練習後のダッグアウトの階段で足を滑らせて、右足首を故障。この日が復帰登板の予定でした。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

SSG戦の9回表、四球で出塁のキム・インテ選手の代走として出場しました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇10月21日(木)の結果

・LG 5 - 5 キウム(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 7 - 1 トゥサン(インチョン)

 勝:フォント

 敗:チェ ウォンジュン

・KIA 2 - 13 ハンファ(クァンジュ)

 勝:キム ミンウ

 敗:イ ジュンヨン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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