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連日登板の26歳右腕がリーグトップの32ホールド目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
チャン・ヒョンシク(写真:KIAタイガース)

20日の韓国KBOリーグは3試合がナイトゲームで行われました。

KIAタイガース-KTウィズ(クァンジュ)は3-0でKIAが勝利。首位KTは3連敗で、この日試合がなかった2位サムスンライオンズとのゲーム差は1となっています。

KIAは先発のダニエル・メンデン投手が6回3安打無失点と好投し7勝目(3敗)。9回を3人で締めた高卒2年目のチョン・ヘヨン投手(20)が30セーブ目を挙げています。20歳でのシーズン30セーブは史上最年少です。

またKIAは8回表に4番手として登板のチャン・ヒョンシク投手が32ホールド目を挙げています。150キロ台の直球とスライダー、フォークが持ち球のチャン・ヒョンシク投手はこの日が67試合目の登板。登板数、ホールド数ともにリーグトップです。

チャン・ヒョンシク投手は10月に入ってマウンドに上がる機会が多く、チームの19試合中、11試合に登板しこの日で今月9ホールド目となりました。

◆「首都圏でも有観客再開」

19日からソウル首都圏でも再び観客を入れて試合が行われています。来場者は入場時にスマートフォンの「ワクチン接種証明書」を提示する必要があります。入場数の上限は収容人員の30%まででチャムシル球場(定員25000人)の場合、最大7500人まで入場が可能です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日は試合がありませんでした。

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以下が3試合の結果です。

◇10月20日(水)の結果

・LG 5 - 6 キウム(チャムシル)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:ケリー

・SSG 7 - 7 NC(インチョン)

 勝:

 敗:

・KIA 3 - 0 KT(クァンジュ)

 勝:メンデン

 敗:ソ ヒョンジュン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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