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イ・ジョンフ2試合連続3安打で打率3割6分1厘 2位カン・ベクホと1分差でトップ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2試合連続3安打で打率を上げたイ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

13日の韓国KBOリーグは4試合がナイトゲームで行われました。

キウムヒーローズ-NCダイノス(コチョク)はキウムが、1-2で1点を追う6回裏に5点、7回にも2点を挙げて8-2で逆転勝ち。キウムの先発アン・ウジン投手が7回1失点で6勝目(8敗)を挙げています。

この試合でキウムの3番、首位打者争いでトップに立つイ・ジョンフ選手が4打数3安打。2試合続けての3安打で打率を3割6分1厘としました。イ・ジョンフ選手を追う2位のカン・ベクホ選手(KT)は4打数無安打で打率を3割5分1厘に下げ、両者の差は1分に開いています。

キウム、KTともこの日130試合目を戦い、残り試合はどちらも14試合です。

◆「ミランダ奪三振王争い独走中」

トゥサンベアーズのアリエル・ミランダ投手(元ソフトバンク)がKTウィズ戦に先発。6回7安打3失点で勝ち負けはつかずも、7つの三振を奪って今季通算211奪三振としました。今季、200奪三振以上記録しているのはミランダ投手のみです。

KBOリーグのシーズン最多奪三振は1984年、チェ・ドンウォン元投手(当時ロッテ)の223。ミランダ投手はその数字に迫ろうとしています。ここまでの成績は13勝5敗、防御率はリーグトップの2.38です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KT戦の9回表、パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇10月13日(水)の結果

・トゥサン 5 - 3 KT(チャムシル)

 勝:ホン ゴンヒ

 敗:イ デウン

・キウム 8 - 2 NC(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:パーソンズ

・KIA 3 - 5 サムスン(クァンジュ)

 勝:モンゴメリー

 敗:タカハシ

・ロッテ 4 - 4 LG(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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