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五輪代表の横手投げ 8回無失点で自己最多の11勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
11勝目を挙げたチェ・ウォンジュン(写真:トゥサンベアーズ)

2日の韓国KBOリーグは全5試合が17時開始で行われました。

トゥサンベアーズ-サムスンライオンズ(チャムシル)は6-0でトゥサンが快勝。トゥサンの先発チェ・ウォンジュン投手が8回98球を投げて散発3安打、無四球。5つの三振を奪い、無失点で勝ち投手になっています。

この日のチェ・ウォンジュン投手は抜群のコントロールを見せ、サムスン打線は高めに浮きあがるボールを打ち損じ内野フライ、低めの変化球は芯を外され内野ゴロを重ねました。

チェ・ウォンジュン投手はこの日の勝利で、自身初の2ケタ勝利の10勝を記録した昨季を上回る11勝目(2敗)となっています。同投手は今夏の東京オリンピックで韓国代表入りしていました。

◆「3球場で引き分け」

シーズン途中から延長戦がなくなったKBOリーグ。この日は3試合が9回規定により引き分けとなりました。SSGランダーズはリーグで最も多い11度目の引き分けです。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

サムスン戦の9回表、チョン・スビン選手の代打シン・ソンヒョン選手に代わって、センターの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇10月2日(土)の結果

・トゥサン 6 - 0 サムスン(チャムシル)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:チェ チェフン

・キウム 3 - 10 LG(コチョク)

 勝:ケリー

 敗:チョン チャンホン

・SSG 2 - 2 KT(インチョン)

 勝:

 敗:

・KIA 4 - 4 ハンファ(クァンジュ)

 勝:

 敗:

・ロッテ 4 - 4 NC(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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