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ナ・ソンボムが12試合ぶりの打点 NCが8連敗の後に連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2点タイムリーを放ったナ・ソンボム(写真:NCダイノス)

29日の韓国KBOリーグはダブルヘッダー1カードを含む全6試合のうち、4試合が雨で中止。

NCダイノス-KIAタイガース(チャンウォン)のダブルヘッダー第1試合は、計1時間39分の2度の中断を挟んだ後、5回裏降雨コールドでNCが4-1で勝利。第2試合は雨で中止になっています。

NCは3番のナ・ソンボム選手が2安打2打点の活躍を見せました。初回に左中間への大きな当たりの二塁打で出塁。2回裏の2死二、三塁ではファースト方向に強いゴロを放つと一塁手がバウンドを合わせられず、ライトに抜けるヒットで二者が生還しました。

ナ・ソンボム選手はリーグトップタイの28本塁打を記録していますが、9月12日を最後にホームランはなし。この日の打点も9月15日以来、12試合ぶりの打点でした。NCは8連敗の後の2連勝です。

◆「イ・デホ、あと4本で2000安打」

イ・デホ選手(ロッテ)がKBO通算2000安打まであと4本に迫っています。ロッテは29日のLGツインズ戦(チャムシル)が中止となり、30日からはプサンでの試合が休養日を挟んで7試合続きます。350本塁打にもあと1本と迫り、いずれも地元での達成が期待されます。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KTウィズ戦の7回裏、パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入りました。9回表無死一塁で打順が回り、三塁ゴロエラーで出塁しています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が2試合の結果です。

◇9月29日(水)の結果

・LG 中 止 ロッテ(チャムシル)

 勝:

 敗:

・KT 3 - 8 トゥサン(スウォン)

 勝:クァク ピン

 敗:デスパイネ

・ハンファ 中 止 キウム(テジョン)

 勝:

 敗:

・サムスン 中 止 SSG(テグ)

 勝:

 敗:

・NC 4 - 1 KIA(チャンウォン)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:イ ジェハク

 敗:イ ミンウ

・NC 中 止 KIA(チャンウォン)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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