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サムスンが2日続けて1-0で勝利 敗れたNCは8連敗/ミン・ビョンホン引退<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ打のイ・ウォンソク(左から2番目)と選手たち(写真:サムスンライオンズ)

26日の韓国KBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

サムスンライオンズ-NCダイノス(テグ)は両先発が好投。サムスンの左腕チェ・チェフン投手が8回、NCのシン・ミンヒョク投手が7回を投げそれぞれ無失点ピッチングを見せました。

試合は0-0のまま迎えた9回裏、サムスンは2死から4番カン・ミンホ選手が二塁打で出塁。続く5番のイ・ウォンソク選手がセンター前にヒットを放ち、代走の二塁走者が還ってサムスンが1-0でサヨナラ勝ちを収めました。

サムスンは前日25日の同カードでも投手戦を制し、1-0で勝利しています。敗れたNCは8連敗です。

◆「ミン・ビョンホン(ロッテ)引退を発表」

ロッテジャイアンツはミン・ビョンホン外野手(34)の引退を発表しました。2006年にトゥサンベアーズでプロ生活をスタートしたミン・ビョンホン選手は、三拍子揃った確実性の高い右打ちの外野手として、13年から6年連続打率3割を記録。18年からロッテでプレーし、代表チームでも活躍を見せました。

19年に脳動脈瘤が見つかり今年1月に手術。今季の出場は14試合のみでした。今後は治療に専念する予定とのことです。通算成績は1438試合に出場し打率2割9分5厘、99本塁打、578打点、187盗塁です。

ミン・ビョンホン(写真:ロッテジャイアンツ)
ミン・ビョンホン(写真:ロッテジャイアンツ)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルス戦の8回裏、カン・スンホ選手の代走で出場。9回表からライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。あす27日は試合がありません。

◇9月26日(日)の結果

・トゥサン 5 - 3 ハンファ(チャムシル)

 勝:ホン ゴンヒ

 敗:キム ミンウ

・キウム 11 - 2 ロッテ(コチョク)

 勝:イ スンホ

 敗:プランコ(フランコ)

・KT 0 - 4 LG(スウォン)

 勝:ケリー

 敗:シム ジェミン

・サムスン 1 - 0 NC(テグ)

 勝:チェ ジグァン

 敗:イ ヨンチャン

・KIA 6 - 5 SSG(クァンジュ)

 勝:メンデン

 敗:ガビグリオ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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