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ハンファ・キンガムが首位KT相手に6回1失点 10勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
好投し10勝目を挙げたニック・キンガム(写真:ハンファイーグルス)

24日の韓国KBOリーグはダブルヘッダー1カードを含む6試合が行われました。

首位のKTウィズと10位ハンファイーグルスの対戦は4-1でハンファが勝利。ハンファの先発ニック・キンガム投手が初のKT戦登板で、6回5安打1失点と好投し10勝目(5敗)を挙げています。

キンガム投手はストレートとほぼ同じ腕の振りから繰り出すチェンジアップの制球が冴え、同じ球種を続けて要求するチェ・ジェフン捕手のリードもKT相手にはまりました。

またチェ・ジェフン捕手は5回裏にシム・ウジュン選手の二盗を阻止。1点差に迫られた6回裏2死一、三塁では一塁走者スタート時、二塁への偽投後三塁に送球し、重盗を封じる好プレーを見せました。

◆「トゥサン7連勝」

4位のトゥサンベアーズはKIAタイガースに勝利し、連勝を7に伸ばしました。3位のLGツインズも勝ったため3、4位の3ゲーム差は変わりません。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KIA戦の8回裏、代打のキム・インテ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全6試合の結果です。

◇9月24日(金)の結果

・LG 11 - 3 サムスン(チャムシル)

 勝:キム ユンシク

 敗:ブキャナン

・キウム 3 - 2 NC(コチョク)

 勝:キム テフン

 敗:イ ヨンチャン

・SSG 9 - 4 ロッテ(インチョン)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:イ テヤン

 敗:キム ジンウク

・SSG 6 - 6 ロッテ(インチョン)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:

 敗:

・KT 1 - 4 ハンファ(スウォン)

 勝:キンガム

 敗:デスパイネ

・KIA 2 - 8 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ユ ヒグァン

 敗:ユン ジュンヒョン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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