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好調トゥサンが5連勝 1週間で7位から4位に急浮上<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
22号ソロを含む3安打の4番キム・ジェファン(写真:トゥサンベアーズ)

チュソク(秋夕)連休最終日、22日の韓国KBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

トゥサンベアーズ-NCダイノス(チャムシル)は8-0でトゥサンが勝利。トゥサンは先発のウォーカー・ロケット投手が6回7安打無失点。10個の三振を奪い9勝目(8敗)を挙げています。

打っては4番のキム・ジェファン選手が4回裏、ライトポール際に22号ソロを放つなど、3安打2打点の活躍を見せました。

トゥサンは引き分け2つを挟んで5連勝。先週16日は借金1の7位でしたが、現在は貯金3の4位で3位のLGツインズとの差は4ゲームです。

◆「ク・ジャウク3年ぶりの20号到達」

サムスンライオンズのク・ジャウク選手がロッテジャイアンツ戦の7回表にソロアーチを放ち、3年ぶりに20本の大台に乗せました。今季のク・ジャウク選手は走っては自己最多の25盗塁をマーク。プロ入り10年目で初の20本塁打20盗塁達成となっています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

NCダイノス戦の8回裏、3番パク・コンウ選手の代走として出場。後続打者のヒットで8点目のホームを踏みました。9回表にライトの守備に入っています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月22日(水)の結果

・トゥサン 8 -0 NC(チャムシル)

 勝:ロケット

 敗:ソン ミョンギ

・SSG 7 - 7 キウム(インチョン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 3 - 12 LG(テジョン)

 勝:イ ジョンヨン

 敗:カーペンター

・KIA 7 - 2 KT(クァンジュ)

 勝:イム ギヨン

 敗:ソ ヒョンジュン

・ロッテ 17 - 8 サムスン(プサン)

 勝:ク スンミン

 敗:ノ ソンホ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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