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打率2位のイ・ジョンフが27日ぶりの1軍出場 右脇腹痛から復帰し二塁打を放つ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
約1か月ぶりに復帰し二塁打を放ったイ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

10日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

キウムヒーローズ-KIAタイガース(コチョク)は4-3でキウムが勝利。キウムは先発のエリック・ヨキッシュ投手が5回4安打1失点で、リーグ単独トップに立つ13勝目(7敗)を挙げました。

キウムは右脇腹痛で戦列を離れていたイ・ジョンフ選手が8月14日以来の出場。3番センターで先発出場し、5回裏3打席目の初球にライト線への二塁打を放ちました。

イ・ジョンフ選手は84試合に出場し打率3割4分7厘で、3割7分9厘のカン・ベクホ選手(KT)に次いで2位です。

◆「ボーア無安打でチームの全打点挙げる」

前日9日に満塁弾を放ったLGツインズのジャスティン・ボーア選手(元阪神)が、2試合続けて8番一塁で先発出場。2回の1打席目、満塁での押し出し四球で先制点を生み出し、4回にも満塁で打席が回り、ファールで粘った8球目が一塁ゴロとなって三塁走者が生還しました。

試合は2-0でLGがハンファイーグルスに勝利。LGの全打点を無安打のボーア選手が挙げています。この試合の両チームのヒットはわずか5本(LG3安打、ハンファ2安打)でした。

(関連記事:打率1割台で8番起用のボーア(元阪神)が初回に満塁弾 チームの連敗を4で止める

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

NCダイノス戦の9回裏、パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月10日(金)の結果

・LG 2 - 0 ハンファ(チャムシル)

 勝:イ ミンホ

 敗:キム ミンウ

・キウム 4 - 3 KIA(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:イム ギヨン

・サムスン 2 - 2 KT(テグ)

 勝:

 敗:

・ロッテ 4 - 3 SSG(プサン)

 勝:パク セウン

 敗:フォント

・NC 1 - 8 トゥサン(チャンウォン)

 勝:ロケット

 敗:ソン ミョンギ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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