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ロマック(元DeNA)が代打決勝2ラン 約2か月ぶりとなる19号放つ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
代打で決勝アーチを放ったジェイミー・ロマック(写真:SSGランダーズ)

8日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

SSGランダーズ-LGツインズ(インチョン)は5-3でSSGが勝利しました。

SSGは2-2で迎えた6回裏1死二塁でジェイミー・ロマック選手(元DeNA)が代打で登場。ロマック選手はLGの先発イム・チャンギュ投手のスライダーをとらえて、レフトのブルペンに飛び込む19号2ランホームラン。4-2と勝ち越しに成功しました。ロマック選手は7月10日のハンファ戦以来、約2か月ぶりの一発です。

今季のロマック選手は92試合に出場し、打率2割3分5厘、本塁打19本、打点51。8月22日に登録抹消となり、出場選手登録枠が5人増えた9月1日に再登録されました。

SSGはこの日の勝利で連敗ストップ。敗れたLGは4連敗です。

◆「ロマック、5年連続20本まであと1本」

2017年途中にSK(現SSG)入りし31本塁打を記録して以来、18年43本、19年29本、20年32本を記録してきたロマック選手。今季もあと1本で5年連続の20本塁打となります。5シーズンでの通算本塁打数はここまで154本です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

キウムヒーローズ戦の7回裏、2番指名打者ホセ・フェルナンデス選手の代走で出場。8回裏に打席が回り、ピッチャー返しのセンター前にヒットを放っています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月8日(水)の結果

・トゥサン 7 - 1 キウム(チャムシル)

 勝:ミランダ

 敗:キム ドンヒョク

・SSG 5 - 3 LG(インチョン)

 勝:ソ ジンヨン

 敗:イム チャンギュ

・KT 5 - 5 KIA(スウォン)

 勝:

 敗:

・サムスン 4 - 5 ロッテ(テグ)

 勝:ク スンミン

 敗:イ スンヒョン

・NC 1 - 3 ハンファ(チャンウォン)

 勝:キンガム

 敗:カン テギョン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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