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低迷続くハンファ、6年ぶりに国内投手が2ケタ勝利/元楽天・ブリガム退団<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
自身初めて勝ち星を2ケタに乗せたキム・ミンウ(写真:ハンファイーグルス)

4日の韓国KBOリーグは全5試合が17時開始で行われました。

ハンファイーグルス-KIAタイガース(テジョン)は6-2でハンファが勝利。ハンファは連敗を3で止め、KIAは3連敗です。

この試合でハンファの先発キム・ミンウ投手が7回2/3を投げて5安打1失点と好投し、自身初の2ケタ勝利となる10勝目(7敗)を挙げました。

ハンファの国内投手で10勝以上を記録するのは2015年のアン・ヨンミョン投手(現KT)以来6年ぶりになります。

◆「元楽天ブリガム退団」

キウムヒーローズはジェイク・ブリガム投手(元楽天)の任意引退手続きを行った発表しました。ブリガム投手は7月12日に夫人の看病のため出国。以後、アメリカに滞在していました。その後球団とブリガム投手で話し合いが行われ、プレーに集中するのは困難との判断で退団となりました。

ブリガム投手は昨季まで4シーズン、キウム(入団時はネクセン)で先発投手として活躍。昨季限りで放出となり今季は台湾・味全でシーズンをスタートしましたが、5月に再びキウムのユニフォームに袖を通しました。今季の成績は10試合7勝3敗、防御率2.95。5年間の通算成績は114試合50勝26敗、防御率3.63でした。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

サムスンライオンズ戦での出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月4日(土)の結果

・LG 1 - 11 KT(チャムシル)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:ソン ジュヨン

・キウム 9 - 2 SSG(コチョク)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:オ ウォンソク

・ハンファ 6 - 2 KIA(テジョン)

 勝:キム ミンウ

 敗:イム ギヨン

・サムスン 11 - 4 トゥサン(テグ)

 勝:モンゴメリー

 敗:クァク ピン

・NC 2 - 8 ロッテ(チャンウォン)

 勝:パク セウン

 敗:イ ジェハク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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