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39歳の呉昇桓(元阪神)30セーブ到達 五輪後7試合は無失点<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
30セーブ目を挙げたオ・スンファン(写真:サムスンライオンズ)

31日の韓国KBOリーグは首都圏の2試合が雨で中止、3試合がナイトゲームで行われました。

サムスンライオンズ-キウムヒーローズ(テグ)は3-2でサムスンが勝利。サムスンの先発左腕ペク・チョンヒョン投手が6回1失点と好投し11勝目(4敗)。防御率2.26でリーグトップの座をキープしています。

サムスンは8回表2死から5番手としてオ・スンファン投手が登板。オ・スンファン投手は打者5人に対して被安打1、三振1つを奪い無失点でゲームを締めました。この日が44試合目の登板となったオ・スンファン投手は2位と5セーブ差の今季30セーブ目を挙げています。

東京オリンピック(五輪)の3位決定戦ではドミニカ共和国相手に5失点し、負け投手となったオ・スンファン投手ですが、五輪終了後に再開となった公式戦ではここまで7試合に登板し無失点です。

7月に39歳になったオ・スンファン投手の30セーブ到達は、KBOリーグでは37セーブを挙げた2012年以来9年ぶり。自身としては2015年に阪神で41セーブを記録して以来となります。

(関連記事:前回王者の韓国がメダルなし、兵役免除なしの4位で終戦(監督・選手のコメントも)【東京五輪・野球】

◆「NCがコロナ防疫違反の選手に追加処分」

7月に防疫違反で72試合出場停止となったNCダイノスの4選手に、球団が追加処分を発表。遠征先ホテルで外部の人と接触するきっかけとなったパク・ソクミン内野手の処分が最も重く、50試合の出場停止が追加され計122試合となりました。また選手管理の責任者としてイ・ドンウク監督も10試合出場停止と罰金が科され、団長(GM)と本部長が辞意を表明しています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KIAタイガース戦は雨天中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇8月31日(火)の結果

・トゥサン 中 止 KIA(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 中 止 NC(インチョン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 5 - 2 KT(テジョン)

 勝:キム ギジュン

 敗:ソ ヒョンジュン

・サムスン 3 - 2 キウム(テグ)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:キム ソンギ

・ロッテ 4 - 9 LG(プサン)

 勝:キム ユンシク

 敗:チェ ヨンファン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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