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後半戦から延長戦廃止で引き分け続出 トゥサン連敗脱出目前で追いつかれる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
パク・コンウ(写真:トゥサンベアーズ)

19日の韓国KBOリーグは1試合が降雨ノーゲーム、4試合がナイトゲームで行われました。

トゥサンベアーズ-KIAタイガース(チャムシル)は5-5で9回規定により引き分けでした。

3連敗中のトゥサンは五輪韓国代表のパク・コンウ選手が3回に3-0とリードを広げる3号2ランを放ち、5、7回にも出塁してホームに還るなど3得点1盗塁と活躍。5-4の1点リードで8回を迎えたトゥサンでしたが、追いつかれて連敗ストップとはなりませんでした。

KBOリーグは五輪期間の公式戦中断を終えた10日から一時的に延長戦を中止。この日のトゥサン-KIAが公式戦再開後、6試合目の引き分けです。

◆「サムスンの元エース、八百長で懲役2年求刑」

昨年までサムスンライオンズでプレーし、歴代8位の通算135勝を挙げたユン・ソンファン元投手に対して、テグ地裁は八百長容疑(国民体育振興法違反)で懲役2年、追徴金2億350万ウォン(約1,897万円)を求刑しました。

ユン・ソンファン元投手は野球賭博ブローカーと見られる知人から「先発登板時、初回に相手チームに四球を与え、4回までに指定の点数以上失点して欲しい」という依頼を受け、その実行の対価として昨年9月に5億ウォン(約4,660万円)を受け取ったとされています。判決言い渡しは9月14日の予定です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

6月30日以来の1軍登録。KIA戦の8回表からレフトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇8月19日(木)の結果

・トゥサン 5 - 5 KIA(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 5 - 8 NC(インチョン)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:ガビグリオ

・KT 0 - 1 LG(スウォン)

 勝:チョン ウヨン

 敗:キム ジェユン

・ハンファ 3 - 11 サムスン(テジョン)

 勝:ブキャナン

 敗:キム ギジュン

・ロッテ 中 止 キウム(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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