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29歳右腕が1年目の初勝利以来、7年4か月ぶりの白星<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7年ぶりの白星、初の先発勝利を挙げたチェ・ヨンファン(写真:ロッテジャイアンツ)

18日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

ロッテジャイアンツ-キウムヒーローズ(プサン)は3-0でロッテが勝利。ロッテは相手の守備のミスもあり、全5安打で3、4、6回と1点ずつ効率よく得点しました。

投げては先発のチェ・ヨンファン投手が6回69球を投げて被安打2、無失点。2つの併殺を奪うなど好投しました。チェ・ヨンファン投手は今季初勝利。プロ8年目で初の先発での勝ち星となりました。ロッテは2試合連続の完封リレーです。

◆「7年ぶりプロ初勝利以来の白星」

2014年に東亜大からハンファイーグルス入りしたチェ・ヨンファン投手は、1年目からリリーフとして起用され50試合に登板。8試合目の登板でプロ初勝利を挙げました。

しかし翌15年の登板は1試合のみ。秋に右ひじ手術を行った後、ロッテに移籍します。軍服務を経て19年に1軍復帰を果たすと、今季は6月途中から先発起用されていました。そして5度目の先発登板となったこの日、2014年4月19日以来、約7年4か月ぶりとなる通算2勝目を挙げています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

コヤンヒーローズ(キウム2軍)との2軍戦に2番センターで先発出場。3打数無安打2四球でした。

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以下が全5試合の結果です。

◇8月18日(水)の結果

・トゥサン 3 - 7 KIA(チャムシル)

 勝:キム ユシン

 敗:クァク ピン

・SSG 6 - 1 NC(インチョン)

 勝:チェミンジュン

 敗:ルチンスキー

・KT 8 - 1 LG(スウォン)

 勝:デスパイネ

 敗:イ ミンホ

・ハンファ 2 - 6 サムスン(テジョン)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:キム ミンウ

・ロッテ 3 - 0 キウム(プサン)

 勝:チェ ヨンファン

 敗:キム ドンヒョク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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