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首位KTがサムスンに1点差勝利 サムスンは同率2位から3位に後退<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ウィリアム・クエバス(写真:kt wiz)

8日の韓国KBOリーグはプサンが雨天中止、チャムシル、テジョンの2試合は感染症関連で中止となりました。

首位KTウィズとKTを2.5ゲーム差で追う2位サムスンライオンズの対戦は、KTがウィリアム・クエバス投手、サムスンはデービッド・ブキャナン投手(元ヤクルト)が先発しました。

ブキャナン投手は6回3失点と役割を果たすも、一方のクエバス投手はそれを上回る7回4安打無失点と好投。サムスン打線はクエバス降板後の8、9回にKTリリーフ陣から1点ずつを挙げるも一歩及ばず、3-2でKTが勝利しました。

クエバス投手は5勝目(3敗)。リーグトップの9勝を挙げているブキャナン投手は3敗目となっています。

首位KTは45勝28敗。LGツインズと同率2位だったサムスンはこの日の敗戦で連勝が3で止まり、43勝33敗1分けとなってKTと3.5ゲーム差の3位に後退です。

◆「チーム宿泊先ホテルで感染者が見つかり中止に」

8日、ソウル市内のホテルで新型コロナウイルスの感染者が見つかり、防疫当局の疫学調査が行われています。その影響で同ホテルに今月2~5日に宿泊したハンファイーグルスと、5~7日に宿泊のNCダイノスの試合がこの日中止になりました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日、2軍戦はありませんでした。次回は9日のハンファイーグルス戦です。

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以下が2試合の結果です。

◇7月8日(木)の結果

・トゥサン 中 止 NC(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 3 - 9 SSG(コチョク)

 勝:キム テクヒョン

 敗:イ スンホ

・ハンファ 中 止 KIA(テジョン)

 勝:

 敗:

・サムスン 2 - 3 KT(テグ)

 勝:クエバス

 敗:ブキャナン

・ロッテ 中 止 LG(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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