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21歳右腕が最速156キロで6回7K無失点 投手戦に勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3勝目を挙げた先発のアン・ウジン(写真:キウムヒーローズ)

6日の韓国KBOリーグは中、南部の球場の3試合が雨で中止となり、ドームを含む首都圏の2試合が行われました。

キウムヒーローズ-SSGランダーズ(コチョク)は4-0でキウムが勝利。キウムの先発アン・ウジン投手が最速156キロの直球の他、スライダー、チェンジアップの制球が良く、6回95球を投げて被安打3、無失点。7つの三振を奪う好投を見せました。アン・ウジン投手は3勝目(7敗)です。

一方のSSGの先発ウィルマー・フォント投手も、直球と縦の変化球でストライクを先行させ、先発全員から三振を奪う12三振を記録する快投を見せました。

しかしフォント投手は4、6回の2度のピンチで、いずれもキウムの4番パク・トンウォン選手にタイムリーとタイムリー二塁打を喫して4失点。6回103球、被安打5で敗戦投手になっています。

◆「ハンファが新外国人打者を獲得」

ハンファイーグルスは新外国人選手として、前ナショナルズのエルナン・ペレス内野手(30)を獲得したと発表しました。ハンファ球団はペレス内野手に「メジャーリーグでの豊富な経験と堅実な守備、積極的な走塁などがスベロ監督の野球観とマッチする。成長中の若い選手たちへの相乗効果を期待している」としています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

SSGとの2軍戦への出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が2試合の結果です。

◇7月6日(火)の結果

・トゥサン 3 - 7 NC(チャムシル)

 勝:ルチンスキー

 敗:チェ ウォンジュン

・キウム 4 - 0 SSG(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:フォント

・ハンファ 中 止 KIA(テジョン)

 勝:

 敗:

・サムスン 中 止 KT(テグ)

 勝:

 敗:

・ロッテ 中 止 LG(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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