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5月に出戻りのブリガム(元楽天) 3連勝で5勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
5勝目を挙げた元楽天のジェイク・ブリガム(写真:キウムヒーローズ)

25日の韓国KBOリーグは1試合が雨で中止。ハンファイーグルス-KTウィズ(テジョン)は5回終了後に雨天中断した後、降雨コールドゲームとなりました。

キウムヒーローズ-KIAタイガース(コチョク)は、14-5でキウムが勝利。キウムの先発ジェイク・ブリガム投手(元楽天)が6回103球を投げて、被安打4、失点2(自責1)で今季5勝目(3敗)を挙げています。ブリガム投手は3連勝。チームも3連勝で昨季から続く、対KIA戦の連敗を8で止めました。

ブリガム投手は2017年途中から昨季まで、4シーズンにわたりキウム(入団時はネクセン)に在籍。先発投手として通算43勝を挙げ役割を果たすも、昨季は故障離脱もありチームの方針で退団となりました。今季は台湾・味全で開幕を迎えていましたが、再びキウムから声が掛かり5月に再加入。この日が8試合目の登板でした。

◆「サムスンとハンファで1対1のトレード」

サムスンライオンズとハンファが野手同士の1対1のトレードを発表。サムスンからイ・ソンゴン外野手、ハンファからオ・ソンジン内野手がそれぞれ移籍します。サムスンは経験豊富な選手の獲得で内野の強化、ハンファは左の長距離砲の補強が目的でした。このトレードは24日に両チームが対戦した際、団長(GM)同士の対話で決まったそうです。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ロッテジャイアンツ戦の8回表、1番キム・インテ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇6月25日(金)の結果

・トゥサン 1 - 9 ロッテ(チャムシル)

 勝:ストレイリー

 敗:ロケット

・キウム 14 - 5 KIA(コチョク)

 勝:ブリガム

 敗:イ ミンウ

・ハンファ 0 - 2 KT(テジョン)

 勝:クエバス

 敗:チャン シファン

・サムスン 中 止 LG(テグ)

 勝:

 敗:

・NC 11 - 10 SSG(チャンウォン)

 勝:ペ ミンソ

 敗:キム サンス

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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