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プロ5年目の初アーチが決勝打に 最下位の釜山ロッテが連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝打となる逆転2ランを放ったキム・ミンス(写真:ロッテジャイアンツ)

2日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

キウムヒーローズ-ロッテジャイアンツ(コチョク)は、ロッテが1-2で1点を追う4回表、2死一塁で打席には7番のキム・ミンス選手が入りました。

キム・ミンス選手はキウムの先発ジェイク・ブリガム投手(元楽天)に対し、2球続けて空振り。2球目に一塁走者が二盗に成功して迎えた3球目、キム・ミンス選手は3球続いたスライダーが甘く入ったところをとらえ、打球を左中間スタンドに運びました。

この一打がキム・ミンス選手にとってプロ5年目で初のホームラン。この一発でロッテが3-2と逆転しました。

試合は1点を追加したロッテ4-2で勝利し、最下位(10位)のロッテは6連敗の後、2連勝。敗れたキウムは3連敗です。

◆「サムスン、外国人投手入れ替え」

サムスンライオンズは右肩痛で離脱しているベン・ライブリー投手をウエーバー公示申請し、新外国人として左腕のマイク・モンゴメリー投手と契約を結んだと発表しました。契約内容は契約金と年俸、出来高払いを含め、総額で最大60万ドル(約6,540万円)とのことです。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日NCダイノス戦では出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇6月2日(水)の結果

・LG 6 - 5 KT(チャムシル)

 勝:キム デユ

 敗:アン ヨンミョン

・キウム 2 - 4 ロッテ(コチョク)

 勝:フランコ

 敗:ブリガム

・SSG 7 - 8 サムスン(インチョン)

 勝:チェ ジグァン

 敗:チョ ヨンウ

・ハンファ 3 - 5 KIA(テジョン)

 勝:イ ウィリ

 敗:キム ミンウ

・NC 9 - 5 トゥサン(チャンウォン)

 勝:ホン ソンミン

 敗:チャン ウォンジュン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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