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元広島・ピレラ、リーグトップタイの先制13号弾を含む4安打 打率と打点も3位<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
トップに並ぶ13号弾を放ったホセ・ピレラ(写真:サムスンライオンズ)

26日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

NCダイノス-サムスンライオンズ(チャンウォン)は、7-1でサムスンが勝利。サムスンはこれまで3、4番で出場のホセ・ピレラ選手が、今季初の2番に座りました。

ピレラ選手は1回表の1打席目、NCの先発シン・ミンヒョク投手のチェンジアップをレフトへ運び、リーグトップに並ぶ13号ソロを放ちました。

さらにピレラ選手は2打席目にサードへの内野安打、4打席目にセンター前ヒット、6打席目にもレフト前ヒットを放ち4安打の活躍を見せました。

ピレラ選手の打率は3割6分となってリーグ3位。また打点も38として3位に並んでいます。敗れたNCは4連敗で、勝率は5割になりました。

◆「大学2年生以上が対象の『アーリードラフト』導入」

韓国野球委員会(KBO)は韓国大学野球連盟の複数回の要請を受け、4年制(または3年制)大学に在学する2年生以上の選手のドラフト指名を可能にする、「アーリードラフト」の導入を発表しました。大学の野球連盟側は大学野球のレベルと選手のモチベーションアップにつながるとしています。2023年に入団する選手が対象の来年のドラフトから実施となります。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

五輪代表選手のワクチン接種に伴う、エントリー枠拡大でこの日1軍登録されました。日中はSSGランダーズとの2軍戦に1番ライトで先発出場し5打数無安打。親子ゲーム出場となった1軍戦では8回表にライトの守備に入り、その裏の打席で四球を選んでいます。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇5月26日(水)の結果

・トゥサン 9 - 3 ハンファ(チャムシル)

 勝:ミランダ

 敗:キム ボムス

・KT 5 - 9 SSG(スウォン)

 勝:チョ ヨンウ

 敗:イ サンドン

・KIA 3 - 2 キウム(クァンジュ)

 勝:ブルックス

 敗:アン ウジン

・ロッテ 3 - 5 LG(プサン)

 勝:チョン ウヨン

 敗:キム ウォンジュン

・NC 1 - 7 サムソン(チャンウォン)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:シン ミンヒョク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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