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元広島・ピレラ2打席連続弾 大量リード受けたブキャナン(元ヤクルト)は3勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2打席連続アーチの元広島ホセ・ピレラ(写真:サムスンライオンズ)

21日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

サムスンライオンズ-SSGランダーズ(テグ)はサムスンが14-4で大勝。サムスンは3-0でリードして迎えた3回裏、4番のホセ・ピレラ選手がレフトスタンド上段に前夜に続く5号ソロホームラン。サムスンはさらに得点を重ね、この回を終わって6-0としました。

さらにピレラ選手は4回裏の3打席目にも2打席連続となる6号ソロを、左中間スタンドにライナーで放り込み、リードを広げました。

サムスンは先発のデービッド・ブキャナン投手が、7回途中まで103球を投げて被安打8。SSG打線を7回の1点に抑えてリーグトップの3勝目を挙げています。敗れたSSGの連勝は3で止まりました。

◆「連勝、連敗ムードが徐々に」

例年、大きな連勝、連敗が続く傾向があるKBOリーグ。前日まで5連勝中だったKTウィズはNCダイノスに敗れて連勝がストップ。最下位のキウムヒーローズはハンファイーグルスに敗れて、連敗が7となりました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日、クク・ヘソン選手に代わって1軍に登録。ロッテジャイアンツ戦での出場はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇4月21日(水)の結果

・LG 7 - 3 KIA(チャムシル)

 勝:キム ユンシク

 敗:コ ヨンチャン

・ハンファ 4 - 3 キウム(テジョン)

 勝:キム ミンウ

 敗:キム テフン

・サムスン 14 - 4 SSG(テグ)

 勝:ブキャナン

 敗:イ ゴンウク

・ロッテ 10 - 9 トゥサン(プサン)

 勝:パク チンヒョン

 敗:イ スンジン

・NC 4 - 3 KT(チャンウォン)

 勝:キム ヨンギュ

 敗:クエバス

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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