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昨季は8番、今季は5番、3戦連続5号弾 ドイツ出身助っ人が本塁打トップに<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
リーグ単独トップに立つ5号ソロを放ったアーロン・アルテール(写真:NCダイノス)

13日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

インチョンSSGランダーズフィールドのSSGランダーズ-NCダイノスは、4-2でNCが勝利。4連勝を飾っています。NCは5番のアーロン・アルテール選手が8回表に、リードを広げる特大のソロアーチ。3試合連続の5号ホームランで、リーグ単独トップに立ちました。

アルテール選手は開幕から8試合連続ヒット。この4試合は毎試合2本以上のヒットを記録しています。昨季は主に8番に座り、31本塁打、108打点をマーク。今季は中軸に座り、ここまで好調です。

◆「オ・スンファン通算300セーブまであと1も…」

サムスンライオンズのオ・スンファン投手がハンファイーグルス戦の9回表に登板し、今季4セーブ目を挙げました。しかし2試合連続失点で、防御率は7.36です。

オ・スンファン投手はKBOリーグの通算セーブ数を299とし、300セーブまであと1つに迫りました。

◆「全カードで初回に先制のチームが勝利」

13日は全カードで初回に得点を挙げ、先制したチームが勝利しました。うち3チームがそのまま逃げ切り勝ちです。

各チーム、先発投手のレベル差がローテーション1、2番手と3番手以降では大きいKBOリーグ。エース級投手の登板日ではなかったこの日は、先発投手が立ち上がりに失点したチームが敗れる結果となりました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

SSGとの二軍戦はグラウンドコンディション不良で中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇4月13日(火)の結果

・トゥサン 7 - 8 KT チャムシル

 勝:コ ヨンピョ

 敗:キム ミンギュ

・キウム 8 - 2 LG コチョク

 勝:スミス

 敗:イム チャンギュ

・SSG 2 - 4 NC インチョン

 勝:カン ドンヨン

 敗:チョ ヨンウ

・サムスン 4 - 3 ハンファ テグ

 勝:ウォン テイン

 敗:パク チュホン

・KIA 0 - 8 ロッテ クァンジュ

 勝:パク セウン

 敗:イ ミンウ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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