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オープン戦、釜山ロッテが連勝/東京五輪1次名簿を提出 呉昇桓、李大浩も含む<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝ち越し打を含む2安打3打点のキム・ミンス(写真:ロッテジャイアンツ)

22日の韓国KBOリーグのオープン戦は4試合がデーゲーム、1試合がナイトゲームで行われました。

プサンサジク球場ではロッテジャイアンツがSSGランダーズに勝利し、オープン戦連勝。途中出場のプロ4年目キム・ミンス選手が勝ち越しのタイムリー二塁打を含む、2安打3打点の活躍を見せました。

◆「東京五輪、1次登録選手名簿を提出」

韓国野球委員会(KBO)は今年7月に開催が予定されている、東京オリンピック(五輪)野球競技の韓国代表1次登録選手154人の名簿を、大韓野球ソフトボール協会に提出しました。

選手の内訳はKBOリーグの所属の136人とMLB所属の4人、アマチュアの14人です。NPBでのプレー経験がある選手では元阪神のオ・スンファン投手(サムスン)、元ヤクルト、ハ・ジェフン投手(SSG)、オリックスとソフトバンクに在籍したイ・デホ内野手(ロッテ)が含まれています。

6月が期限の最終エントリー24人はこの1次登録選手の中から選ばれ、けがなどによる選手の入れ替えは名簿に記載の選手であれば可能です。

◆「SSGの本拠地、名称を変更」

新球団SSGがSK球団から引き継いだ本拠地球場の名称変更を発表しました。これまでの「インチョンSK幸福ドリーム球場」に代わり、今月25日から「インチョンSSGランダーズフィールド」となります。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

5回裏、四球で出塁の5番パク・コンウ選手の代走で出場。盗塁を試みるもアウトになりました。6回表からライトの守備に入り、7回裏の打席ではセンターフライ。9回裏この日の2打席目ではライト線へ二塁打を放っています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇3月22日(月)のオープン戦の結果

・トゥサン 5 - 12 ハンファ(チャムシル)

・KT 9 - 3 LG(スウォン)

・サムスン 5 - 5 キウム(テグ)

・ロッテ 10 - 3 SSG(プサン)

・NC 0 - 7 KIA(チャンウォン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球オープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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