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高卒2年目右腕と育成出身23歳打者が活躍 首位とのゲーム差を1.5に縮める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝利に貢献したチョ・ヨンゴン(左)とピョン・サングォン(写真:キウムヒーローズ)

2日の韓国KBOリーグは4試合が雨で中止となり、コチョクスカイドームのキウムヒーローズ-NCダイノスの1試合が行われました。

首位NCと2位キウムの直接対決2連戦、前夜はNCが5-2で勝利しゲーム差を2.5として、この日第2ラウンドを迎えました。

試合はキウムの先発、高卒2年目のチョ・ヨンゴン投手がNC打線を5回2安打、無失点に抑える好投。

打線では9番センターで先発出場のプロ3年目、今季育成から昇格のピョン・サングォン選手が2回の先制タイムリー二塁打を含む、2安打3打点を記録しました。

両選手の活躍で、試合はキウムが6-4で勝利しチョ・ヨンゴン投手は2勝目、ピョン・サングォン選手はプロ入り初の決勝打をマークしました。

キウムはこの日の勝利で、NCとのゲーム差を再び1.5に縮めています。

◆「ハンファの陽性判定者は2人」

ハンファはファームで調整中のシン・ジョンラク、キム・ギョンテ両投手に、新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出たことを受け、ファームの全選手、関係者などが検査を行いました。その結果、追加の感染者は出なかったとのことです。

韓国野球委員会(KBO)ではハンファが属するフューチャーズリーグ(2軍)北部リーグの試合を6日まで中止に。多くの選手が隔離対象となっているハンファの2軍は13日まで試合を行わないこととしました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

2日、ハンファとの2軍戦は感染症防疫のため、中止となりました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が1試合の結果です。

◇9月2日(水)の結果

・トゥサン 中 止 ハンファ(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 6- 4 NC(コチョク)

 勝:チョ ヨンゴン

 敗:ソン ミョンギ

・SK 中 止 LG(インチョン)

 勝:

 敗:

・KT 中 止 ロッテ(スウォン)

 勝:

 敗:

・KIA 中 止 サムスン(クァンジュ)

 勝:

 敗:

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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