Yahoo!ニュース

ロハス30号一番乗りでシーズン50本ペース 外国人選手初なるか<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
メル・ロハス(写真:kt wiz)

23日の韓国KBOリーグは全5試合が17時開始で行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ-NCダイノスは、これまでNCに分の悪いKTが10-1で大勝し、対戦成績を4勝8敗1分けとしました。

KTは3本のアーチを放ち、6回裏には1死一、二塁で3番のメル・ロハス選手がNCの4番手パク・チンウ投手から、豪快な一発をセンターに運びました。

ロハス選手のホームランは今季30本目でリーグトップ。86試合目の一発で、144試合に換算すると50本ペースとなります。

過去にKBOリーグでシーズン50本塁打以上を記録した選手は3人。イ・スンヨプ元選手(サムスン)が1999、2003年に、03年にはシム・ジョンス元選手(ヒョンデ)も53本をマークしています。

もう一人は14、15年のパク・ピョンホ選手(当時ネクセン)で、今季ロハス選手が50本以上を記録すると外国人選手では初となります。

◆「雨天中止分は月曜日に順延」

きのう22日(土)に中止の2試合は24日(月)に編成されました。通常月曜日は球界にとって一週間の中で唯一の休日となりますが、例年より遅れて開幕した今季は、曜日に関係なく試合が行われます。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

2軍戦はありませんでした。次の試合は25日(火)にキウムの2軍、コヤンヒーローズと対戦します。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇8月23日(日)の結果

・LG 3- 4 ハンファ(チャムシル)

 勝:キム ミンウ

 敗:イム チャンギュ

・キウム 7- 8 KIA(コチョク)

 勝:チョン サンヒョン

 敗:チョ サンウ

・SK 1- 8 トゥサン(インチョン)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:パク チョンフン

・KT 10- 1 NC(スウォン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:チェ ソンヨン

・サムスン 0- 11 ロッテ(テグ)

 勝:ストレイリー

 敗:チェ チェフン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事