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4番に座るイ・ジョンフが延長戦でオ・スンファン撃ち 自身11度目の決勝打<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
イ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

2日の韓国KBOリーグは首都圏の2試合が雨で中止。3試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズ-キウムヒーローズは、2-2で延長戦に突入。

10回表、キウムは2死一、二塁で4番のイ・ジョンフ選手がサムスンの抑え、オ・スンファン投手との初対戦を迎えました。

イ・ジョンフ選手はカウント2-2からの6球目、真ん中高めの145キロの直球をしっかりと引きつけてすくい上げ、打球は高く上がり右中間のフェンス際まで。これが二塁打となって二者が生還しました。

イ・ジョンフ選手のこの日3本目の安打で、4-2と勝ち越しに成功したキウムは、10回裏を0点に抑えて連勝を6に伸ばしています。敗れたサムスンのオ・スンファン投手は2敗目です。

イ・ジョンフ選手はチェ・ヒョンウ選手(KIA)と並んでリーグトップタイとなる今季11度目の決勝打。

7月25日のロッテジャイアンツ戦から7試合続けて4番に座るイ・ジョンフ選手は、この7試合での打率が3割9分3厘。サムスンとの3連戦では9打点を挙げています。

◆「首位NCと3位トゥサンは二夜連続の延長戦」

トゥサンベアーズは延長12回表、3点を挙げて7-4で勝利。二夜続けて延長戦を制しました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

7回裏、8番キム・インテ選手に代わってレフトの守備に入りました。4-4で迎えた9回表、2死二塁で打順が回り、カウント2-0からの3球目を打ってセンターフライでした。

11回表、2死一、二塁でのこの日の2打席目はセカンドゴロで、一塁走者が二塁封殺となっています。

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以下が3試合の結果です。この日中止の2試合は、あす3日に行われます。

◇8月2日(日)の結果

・LG 中 止 ハンファ(チャムシル)

 勝:

 敗:

・KT 中 止 SK(スウォン)

 勝:

 敗:

・サムソン 2- 4 キウム(テグ)

 勝:チョ サンウ

 敗:オ スンファン

・ロッテ 8- 0 KIA(プサン)

 勝:ノギョンウン

 敗:ギャニオン

・NC 4- 7 トゥサン(チャンウォン)

 勝:キム ガンリュル

 敗:カン ドンヨン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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